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曲名:「蒼い雨(Aoiame)」
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アクアリウムの中の恋

待った?

女子商業に通う彼女との待ち合わせはいつも公会堂の前だった。高校生だったボクはボクシンググローブを大きなバッグに押し込めいつもそこへ向かった。必ずといっていいほど15分遅れで現れるボクに対して彼女はいやな顔一つせず、いつも笑顔で迎えてくれた。。初デートは水族館だった。そして4ヵ月後…彼女の手に一度も触れないまま、賑橋の前でボクは別れを告げたんだ。最後のシーンは、泣きながら何度も電車を乗り過ごす彼女と、練習時間が迫ってきたボクとの見えない駆け引きだった。そして、終わった。。。だけど、あの短い恋は何故か何倍にも何十倍にも感じるほどボクの心に思い出として刻まれている。きっと純粋だった彼女だったからこそ、ボクも純粋でいられたんだね…

水族館に行きたい…

時を経て、今…ボクの部屋の水槽の中の水草は、遮光カーテンの隙間から漏れる朝日を浴びて光合成を始めている。ルリイロスズメダイはその蛍光ブルーを更に際立たせて水草についた水疱から酸素を取り入れていた。。ボクも酸素が必要だった…絶対に。。水草に戯れる熱帯魚のようにボクの中の葉緑体は光合成を求めていた。。もうボクには若さはなかった。だけど、このまま枯れてなんか行きたくなかった。だから、だからこそ…君に水族館に誘われた事は無条件でとっても嬉しかったんだ。。行く行かないは抜きにしても、まるで高校生のようにドキドキしたんだ。

君の若さに…ありがとう。。。

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