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曲名:「蒼い雨(Aoiame)」
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トビからの洗礼

なんとなく気が乗らなかったんだ。だから波にも乗らなかった。赤のスプリングを上半身脱いだままジェットスキーを湾内の小島近くまで走らせたボクは、エンジンを切り波の静寂と戯れていた。軽い虚脱感のなか、ボクは遠くに係留されているヨットを数えてみる。『1,2,3,4、、、』波の上下運動につれマストもかすかに上下していた。先ほどまで木のてっぺんで一休みしていた鋭い口ばしを持ったトビは、突如大空を滑空しだして羽ばたく事なく上昇気流を捉えグングン高く舞い上がった。ボクは1億5千万キロ離れたとこから照りつける太陽が眩しくてその後しばらく目をつぶっていたんだ。どのくらいつぶっていたのか覚えていないが、かすかに開けたボクの右目が捉えたものは上空をクルクルクルクル円を描きながら獲物を探し飛び回るトビの姿だった。その時はさほど気にもしていなかったのだが、もう一度目を閉じ200回ほど脈を打った後に右目が捉えたものは、、ボクの傍を低空飛行する姿だった。。『ん?まさか、、これって、お、俺、狙われてる?』まさか人を襲うわけはないとわかってはいるのでぜ~んぜん怖くはないのだけれど、とりあえず水冷2ストローク2気筒エンジンに命を吹き込んだ。『ぶをぉぉぉん!』そしてボクは平静を装いながら、決して逃げるわけではなく、決して怖いわけではなく、だけど決して振り返ることもなく、、一目散にその場を立ち去り仲間のもとへ向かった。。 
 『・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。 エーン!! 怖かったよう。。。。。

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25光年の記憶

5月21日(コニー)の日が誕生日だと、あの頃君は何度もボクに覚えさせようとしていたね。。。高2になったボクの部屋の目覚ましが1時に鳴り響いた。深夜2時から彼女の誕生日パーティーを二人きりでするためだった。梅雨前にしては生暖かく、ベランダから見える夜空には天空で4番目に明るい恒星【ベガ】から発せられた約25年前の光が東の空に届いている。ボクはポテトチップスと缶ビールをベランダに用意し、彼女は手作りのクッキーとアップルジュースを用意した。BGMは彼女が大好きな50’アイドル【コニーフランシス】に決まった。ウインドブレーカーが定番だったボクは缶ビールをプシューっと空けた。ポニーテールが定番だった彼女はアップルジュースをグラスに注いだ。『乾杯!』『乾杯~。ねぇ、あの星は25年前の光が今届いてるんだよね?』『うん』『それじゃ今日放った光は25年後…』『そう、ボクらが40才を過ぎた頃に届く』『一緒にいるかなぁ…』『わかんないよ…』そしてボクはにっこり微笑んで彼女に『16才のお誕生日おめでとう』と告げた。そして、、7時が門限の彼女との10km離れた二人きりのパーティーがささやかに始まった。『ありがとう。。でもやっぱり会いたい…』電話の向こう側で彼女は少し涙ぐんでいた。【ベガ】は少し照れたのか、その光を雲間に少しの時間だけ隠していた。。そしてあの日照れていた織姫星【ベガ】から発せられた光は、別の女性と暮らし始めたボクの家のバルコニーに、、知らない男性と暮らしているだろう彼女の家の上空に、一昨日の日曜日、やっと届けられた。。。

ボクらの予言通り…25年の歳月をかけて。。。

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妖精のささやき

夏を待てなかったんだ…昨日思わず早く寝ちまったせいで6時に目が覚めた。お前に会いたくて家を飛び出しあの森を目指したよ。子供の頃は穴からおびき出すための線香やピンセット、虫網などお前を取るための七つ道具を持って森に向かったものだったけど、今日はお前を見つけたかっただけなんだ。童心に返りたかったんだ。たぶん、、汚れすぎた魂に友達と無邪気に水遊びや虫取りをしていた頃の純粋な気持ちの栄養剤を注入したかったんだ。そして…実はここは子供の頃ボクがはじめて妖精を見つけた森でもあった。友達の輪から少し離れてお前がよく集まる3番目に目をつけてたYの字に曲がったクヌギの木の前に行った時、突如ボクの前に現れた20cmくらいの妖精は語りかけてきた。『お願い、、この木に集まる虫たちを傷つけたり連れてったりしないで、、ここはこの森の聖域(サンクチュアリー)。子供たちに絶対荒らされない木がこの森に一つくらいあったっていいでしょ?』そう告げて妖精は森の奥に消えた。驚いたボクは声も出ず、だけど恐怖心もなく、ただ妙な責任感が生まれ、信じてくれないだろう友達に『あっこの木はだめぞ~、あぶなか、ムカデもおったしスズメバチもいっぱいおった。行くなよ!』と、、忠告した。今日、その木がどこにあるのか探せなかった。。でもそこの森の空気を吸ったおかげで心は洗われたよ。ありがとう。。。ん?本来の目的?クワガタは見つかったのかって?今日の成果は、、やぶ蚊に7ヶ所刺された跡くらいかな。。。

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