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曲名:「蒼い雨(Aoiame)」
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時速80kmの想い出

レインボーブリッジ』はもちろん封鎖されてはいなかった。懐かしい想いと期待や切なさがいりまじったままボクは『レインボーブリッジ』を走り抜けた。星が見えない都会の空はやけに渇いていて聞き慣れたヒグラシや蛙などの虫の音の代わりに車のクラクションで覆い尽されている。橋を演出するイルミネーションが美しいシルエットを作り出し、何かを祝福するかの如く眩いばかりの輝きを放ってはいるが、、自然が破壊されていく恐怖をボクは感じていた。そんなときふと、、歩道入り口のところに時速80kmで通過していく一輪の花を見つけたんだ。ボクは湾岸道路を走りぬけながら、この橋の向こう側に住む自然が大好きだった彼女との遠い昔を思い出し懐かしんだ。。。

こんな何もないとこに花が咲いてる…』片手で頬杖をつきながら彼女は座り込んだ『何もない場所に花が咲くと思う?』更にボクは続けた。『ここに花が咲いたのは、、誰かがそこに愛を籠めたからさ。』彼女はただ黙って聞いていた。『昔、詩人が言ったんだけどね…』と付け加え、一輪の花を見て二人で小さく笑ったよね。。。

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ボクの不運

パ〜ン!】何かが弾けとんだ様な、何かが破裂したようなそんな音だった。トンネル内に響くその音はすぐさまボクを恐怖と不安に陥れた。そしてここは山奥トンネル内。ボクはバーストしたまま片輪ホイールだけでなんとかトンネル内を脱出しJAFを呼ぼうと携帯電話を取り出した。圏外…しかも車もほとんど来ない。ボクは泣きそうになり仕方なく人生初めてのタイヤ交換を試みた。途中スコールが来て薄暗くなり心細いまま作業する中、雨と汗でしっとりしたボクの頭を覗き込みながら6才彼女は楽しそうにはしゃいでいる。そしておもむろにあの懐かしい【葉っぱ隊】の歌を踊り歌っている。『カッパカッパカッパカッパ…』『それ、歌詞がちゃうやろ(;_;)』『カッパカッパカッパカッパ…』6才はしつこかった。。。ボクは泣きたい気持が更に強くなった。。。そして、およそ30分ほどで初めてのスペアタイヤ交換を終わらせたボクを、ボクだけが心の中で誉めたたえていたんだ。。。
帰り道、汗だくのまま運転するボクの後ろで6才は、小さな声で長女に話しかけていた。『でもね、今日はあんまりカッパじゃなかったとば〜い』長女はピンクの携帯をいじりながら完全無視を決めこんでいた。。。

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男たちの挽歌

頼む!』そう言って目の前のテーブルにきちんと帯封がされた札束の山をドンと置かれた。。カップの中のコーヒーに小波がたった。『お前に投資をしたい。これを倍に増やしてくれ…』今、彼らは景気が悪い事は知っている。でもボクにとっては憧れの人だったんだ。格好いい人だったんだ。昔佐世保に二人で飲みに行った時、回った8軒全てにヘネシーをキープし、偶然会った彼の同業者や行った先のホステスなどに『お前らも来い!』この一言で、、最後の頃は二人で飲みに行ったはずがいつの間にか10数人に膨れ上がっていた事もあった。やる事が豪快だった。男気があって、唯一ボクが惚れた年上の男性だった。。。だから、だからこそ…悲しかったんだ。自信がないわけではない…でも引き受けるべきではないと思った。だけど力になってあげたい気持ちもあり、その場では『2~3日考えさせて下さい』そう答えるのが精一杯だった。。『いい返事待ってるな!』胸元に描かれた渦潮をちらりと覗かせキャデラックに颯爽と乗り込む彼の小指と薬指が第一関節から欠如している事を、、この日ほどボクは悔やんだ事はなかった。。。

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